中学生向け時事問題解説(2022年6月18日版)

中学生向け時事問題解説(2022年6月18日版)

中学定期テスト対策向け時事問題(2022年6月5日〜18日)

こども家庭庁設置法が成立、「侮辱罪」厳罰化、外国人観光客の受け入れを再開など2022年6月5日から6月18日までの時事問題から中学定期テストで出題されそうなニュースを掲載しています。

 

車いすテニスで国枝選手が4年ぶりの全仏制覇(6/4)

車いすテニスの全仏オープンで国枝慎吾選手が優勝しました。国枝選手の全仏オープン優勝は4年ぶり8度目。全仏オープンは四大大会のひとつとなっています。

 

英ジョンソン首相の続投が決定(6/6)

イギリスの与党保守党が党首としてのジョンソン首相信任投票を行いました。新型コロナウイルスによる行動規制がある中で、首相官邸でくり返しパーティーを行っていたことに対する批判を受けてのもの。投票の結果、信任が過半数でジョンソン首相は続投することになりました。

 

ワクチン3回目の接種を6割が完了(6/7)

国内の新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種率が6割を超えました。6月7日時点で、約7590万人が接種済みで、65歳以上の接種率は89.3%となっています。

 

安保理で中国とロシアが拒否権行使理由を説明(6/8)

国連の安全保障理事会で北朝鮮への制裁決議案に拒否権を行使した中国ロシアが、その理由を説明しました。今年4月に、常任理事国が拒否権行使した場合は国連総会で理由の説明をすることとなり、今回がはじめての適用となります。

 

外国人観光客の受け入れを再開(6/10)

2年2か月ぶりに外国人観光客の受け入れが再開されました。当面は個人旅行は認められず、添乗員付きのパッケージツアー客のみ。商用など観光以外の目的で来日する人も含めて入国者数の上限は1日あたり2万人となります。

 

ロシア版「マクドナルド」開店(6/12)

ウクライナ侵攻によりロシアから撤退した米マクドナルドに替わる新チェーンがモスクワで開店しました。店舗名は「フクースナ・イ・トーチカ」(おいしい。それだけ)。メニューはマクドナルドと同じものを使っています。

 

「侮辱罪」厳罰化(6/13)

侮辱罪を厳罰化する改正刑法が成立しました。インターネット上の誹謗中傷を取り締まる目的から侮辱罪の刑に「1年以下の懲役・禁錮」または「30万円以下の罰金」が加えられました。

 

こども家庭庁設置法が成立(6/15)

子どもに関する政策の司令塔となる「こども家庭庁」が2023年4月に設置されることになりました。これまで内閣府、厚生労働省、文部科学省などが行ってきた政策を一元化。幼稚園や義務教育などの教育分野に関する施策は引き続き文部科学省が実施します。

 

通常国会が閉幕(6/15)

1月17日に召集された通常国会が6月15日に閉幕しました。今国会では経済安全保障推進法など政府が提出した61法案のすべてが成立しました。政府提出法案がすべて成立したのは26年ぶりです。

 

仏独伊首脳がキーウ訪問(6/16)

フランス、ドイツ、イタリアの首脳がウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。ウクライナEUへの加盟を申請中。仏独伊首脳はウクライナへの支援を表明しました。

 

原発事故での国の責任は認めず(6/17)

最高裁判所が2011年の東日本大震災による原発事故に対する国の責任はないとする判決を言い渡しました。原発事故で各地に避難した人が国と東京電力に損害賠償を求めた裁判でのもの。最高裁が原発事故に対する国の責任について判決を出したのは今回が初めてです。

 

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