2024年(令和6年)6月の時事問題一覧です。イタリアでG7サミット開催(6/13-14)改正政治資金規正法が成立(6/19)ロシアと北朝鮮が「相互軍事」条約を締結(6/19)などがニュースとして取り上げられています。
アメリカ大統領選に向けたテレビ討論会が行われました。討論会にはバイデン大統領とトランプ前大統領が出席。両者は前回の大統領選時にも討論会を行っていて、激しい非難の応酬となりました。
総務省がふるさと納税のルールを見直し、独自のポイント付与を行う仲介サイトを通した寄付の募集が禁止されることになりました。新ルールの運用は10月から。自治体間での競争が激化し、仲介サイトに支払う経費が膨らんでいるための措置です。
イギリスを訪問中の天皇皇后両陛下がチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に出席されました。日本の皇室とイギリス王室の交流は古くから続いていて、この日からはインスタグラムの相互フォローも始まりました。
東北北部、東北南部でも6月23日に梅雨入りしました(速報値)。ことしは各地で梅雨入りが遅れていましたが、これで北海道を除く全国各地で梅雨入りとなりました(沖縄、奄美はすでに梅雨明け)。
沖縄で第二次世界大戦の戦没者を追悼する「慰霊の日」を迎えました。沖縄では日本軍の組織的な戦闘が終わった6月23日を「慰霊の日」とし、犠牲者の追悼と世界平和を祈念。沖縄戦では20万人を超える人が亡くなりました。
立憲民主党が提出した岸田内閣不信任決議案が自民党、公明党などの反対多数で否決されました。日本維新の会や共産党、国民民主党などは不信任決議案に賛成しています。
ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪問し、金正恩総書記と首脳会談を行いました。どちらかの国が第三国から攻撃を受けた場合は、相互に支援を行う新たな条約を締結。両国の関係がこれまでよりも密接になったことを表すものです。
岸田政権下では初めてとなる党首討論が国会で行われました。立憲民主党の泉健太代表は首相に解散総選挙を要求。岸田首相は「さまざまな課題に結果を出すことに専念しなければならない」と解散は否定しました。
改正政治資金規正法が自民党、公明党などの賛成多数で成立しました。改正法は自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて提出されたもの。野党側は抜け穴が多いと批判しています。
ウクライナの和平案を協議する「平和サミット」がスイスで開催され、最終日には共同声明が採択されました。ロシアや中国はサミットを欠席。採択された共同声明には原発の安全確保などが盛り込まれましたが、インドなど一部の国は共同声明を支持しませんでした。
イタリア南部のプーリア州でG7サミット(主要7か国首脳会議)が開催されました。ウクライナへの継続支援、中国の過剰生産問題、生成AI(人工知能)への対応などについて討議。14日には首脳宣言が採択されました。
ことしの10月1日から郵便料金が引き上げられることが決まりました。ハガキは63円から85円に、手紙(25g以下)84円から110円に、手紙(50g以下)94円から110円に。郵便料金の値上げは消費税率の引き上げに伴うものを除くと30年ぶりです。
アメリカの研究機関が新型コロナウイルス感染の「後遺症」の定義を咳などの症状が3か月以上続いている状態としました。症状は咳だけでなく倦怠感、関節痛、筋肉痛、集中力の低下など多種多様。コロナ後遺症は感染しないと言われています。
経団連が「選択的夫婦別姓制度」の導入を求める提言を公表しました。現行の制度が女性の国際社会などでの活躍にとって障害になっているとの理由から。「選択的夫婦別姓制度」は結婚後も結婚前の姓を名乗るかどうかを選択できる制度です。
経団連とは、経済団体(企業など)の連合体で、日本で最も影響力がある「経済三団体」のひとつです。
インドでナレンドラ・モディ首相の3期目の就任式が行われました。インドでは4月から6月にかけて総選挙が行われ、与党のインド人民党が勝利。すでに2期10年務めたモディ首相が3期目に入りました。
今春に採用された国家公務員に占める女性の割合が39.2%となりました。6年連続で過去最高を更新。100人以上採用された省庁の中で女性の割合が高かったのは、外務省(54.8%)、法務省(49%)、農林水産省(46.7%)の順となっています。
昨年の合計特殊出生率(1人の女性が一生のうちに産む子どもの数)が1.20人と過去最低を更新しました。都道府県別では東京都(0.99人)が最も低く、沖縄県(1.60人)が最も高くなりました
中国で民主化を求める運動が武力で鎮圧された天安門事件から35年が経ちました。天安門事件は1989年6月4日に北京にある天安門広場で発生。デモの制圧に軍が武力を用いたことで多くの死傷者が発生しました。
経済産業省が今夏は「節電要請」を出さないことを決定しました。電力の安定供給に必要な予備率を確保できる見込みとなったため。「節電要請」なしの夏は3年ぶりです。
ゴルフの全米女子オープンで笹生優花選手が優勝しました(3年ぶり2回目)。全米女子オープンは、女子ゴルフに5つあるメジャー大会のひとつ。メジャー大会で2勝したのは男性含めで日本勢として初めてのことです。