2024年(令和6年)8月の時事問題一覧です。パリ五輪で日本が金メダル20個(8/11)WHOがエムポックスの「緊急事態宣言」(8/14)などがニュースとして取り上げられています。
ことし上半期(2024年1月〜6月)の出生数が35万74人となりました(厚生労働省「人口動態統計」)。前年同期比5.7%減で、上半期として過去最少。通年では初めて70万人を下回る可能性が高まっています。
167の国・地域と難民選手団が参加するパリ・パラリンピックが開幕しました。開催は9月8日までの12日間。開会式はコンコルド広場で行われました。
政府が災害対応時の司令塔的役割となる「防災監」(仮称)というポストを新設することを決定しました。「防災監」には、国と災害のあった自治体のあいだを調整するとともに、省庁横断的な役割が求められます。
13歳から15歳の選手による野球の世界大会「第6回 WBSC U-15 ワールドカップ」で、日本代表が優勝しました。今大会はコロンビアで開催され、日本のほかプエルトリコ、台湾など12チームが参加。U-15代表監督はトップチームの「侍ジャパン」と同じ井端監督が務めました。
第106回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)で京都代表の京都国際が優勝しました。京都国際は春夏通じて初の甲子園優勝。決勝戦は大会史上初めて延長10回タイブレークでの決着となりました。
7月の訪日外国人客数(推計値)が329万2500人となったと政府観光局が発表しました。ことし7月までの累計は2106万9900人。過去最速のペースで2000万人を突破しました。
NHK国際放送の中国語ニュースで、尖閣諸島を「中国の領土である」とする間違った内容が放送されました。中国籍のスタッフが原稿になかった内容を述べたためのもの。NHKは再発防止を徹底すると発表しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領がロシア西部への越境攻撃について「緩衝地帯」を作ることが目的だと説明しました。ウクライナ軍は8月に入り、ロシア領土への攻撃を開始。ロシア西部クルスク州の都市スジャなどを制圧しています。
8月15日に79回目の「終戦の日」を迎えました。1945年8月14日に日本はポツダム宣言を受諾。このことが玉音放送で国民に知らされた8月15日が終戦の日となっています。海外では日本が降伏文書に調印した9月2日を終戦日としている国(アメリカなど)もあります。
WHO(世界保健機関)がアフリカのコンゴ民主共和国などで拡がっている感染症「エムポックス」について「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。エムポックスの緊急事態宣言は2022年7月以来で2回目。感染すると発疹、発熱、頭痛などの症状が現れます。
岸田首相が任期満了により9月に行われる自民党総裁選に出馬しないことを表明しました。総裁選は自民党所属の国会議員と党員などによる投票で実施。自民党の新総裁が決まれば、岸田首相は退任することになります。
パリ五輪(7/26〜8/11)で、日本は海外大会としては過去最多となる金メダル20個を獲得しました(これまでの最多はアテネ大会での16個、前回東京大会は27個)。競技別ではレスリングの8個が最多。次回夏季五輪はアメリカのロサンゼルスで2028年に開催されます。
長崎市で行われた平和祈念式典を日本以外のG7(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の駐日大使が欠席しました。長崎市がイスラエルを招待しなかったことに反発してのもの。長崎市長は、原爆犠牲者の追悼の場である式典を平穏に実施するための対応だったと説明しています。
気象庁が南海トラフ巨大地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。南海トラフ地震とは、静岡県から宮崎県にかけて過去に大きな被害をもたらしてきた大規模地震。気象庁は、8日に宮崎県で最大震度6弱を観測したことを受け、「新たな大規模地震の発生可能性が普段と比べて高まっていると考えられる」としました。
79回目の原爆の日を迎えた広島市で平和記念式典が行われました。式典には岸田文雄首相らが出席。1945年8月6日に広島に原爆が投下され、多くの市民が犠牲になりました。
米民主党がハリス副大統領を大統領候補に正式指名しました。ハリス氏は女性としてのみならず黒人としても初の副大統領に2021年に就任(現職)。大統領選では共和党候補のトランプ氏と争うことになります。
2023年度のふるさと納税の寄付総額が初めて1兆円を突破しました。ふるさと納税した金額は住民税から控除されるため利用者の多い都市部では、住民税の減収につながっています。