中学保健体育のテストでの時事問題対策

中学保健体育のテストでの時事問題対策

スポーツ関連ニュースなど体育の時事問題対策

中学体育で出題されそうな時事問題

ことし夏季オリンピック・パラリンピック(2024)が開催される都市は?

パリ(フランス)

最近(今後)の夏季オリンピック開催都市は、北京(2008)→ロンドン(2012)→リオデジャネイロ(2016)→東京(2021)→パリ(2024予定)→ロサンゼルス(2028予定)→ブリスベン(2032予定)です。2032年大会が予定されているブリスベンはオーストラリアの都市です。テスト対策としては、「パリ大会の次はどこ?」「東京大会の前はどこ?」といった設問にも答えられるようにしておきましょう。

 
次回の冬季オリンピック・パラリンピック(2026)が開催される国は?

イタリア

最近の冬季オリンピック開催都市は、バンクーバー(2010)→ソチ(2014)→平昌(2018)→北京(2022)→ミラノ、コルティナダンペッツォ (2026予定)です。日本の長野で冬季五輪が開催されたのは1998年です。

 
ことしユースオリンピック(2024)が開催される国は?

韓国

ユースオリンピックとは15歳から18歳までを対象としたオリンピックで、夏季は2010年にシンガポールで、冬季は2012年にインスブルックで第1回大会が実施された比較的新しい国際大会です。通常のオリンピックと同じ間隔で開催されますが、通常のオリンピックで夏季大会が行われるときにユースオリンピックでは冬季大会が行われます。ことしは韓国の江原道(カンウォンド)で1月19日から2月1日までユース五輪が開催されます。

 
国民体育大会(国体)の新しい名称は?

国民スポーツ大会(国スポ)

「国体(こくたい)」と呼ばれていた「国民体育大会」がことし(2024年)から「国民スポーツ大会」という名称に変更になりました。「体育」よりも「スポーツ」という言葉を使うことで、より親しみを持って楽しむことを重視するための変更。略称は「国スポ」です。第1回の国民体育大会は1946年に開催され、毎年1回実施されてきました。第1回の国民スポーツ大会佐賀県で開催されます。あまりニュースで取り上げられていませんが、いかにも中学体育のテストで出題されそうな事柄なので覚えておきましょう。

 
2023年に国民栄誉賞を受賞したスポーツ選手は?

国枝 慎吾(車いすテニス)

直近の国民栄誉賞受賞者は車いすテニスの国枝慎吾元選手です。国枝選手は車いすテニス4大大会をすべて制覇し、パラリンピックでも金メダルを獲得。パラスポーツ選手としては初めて国民栄誉賞を受賞しました。

 
世界陸上(2023)で北口榛花選手が金メダルを獲得した競技は?

女子やり投げ

世界陸上2023 ブダペスト大会の女子やり投げで北口榛花選手が金メダルを獲得しました。この種目で日本選手が金メダルを獲得するのは初めて。北口選手は世界最高峰の大会「ダイヤモンドリーグ」でも年間チャンピオンになりました。

 
大リーグ大谷翔平選手が所属しているチームは?

ロサンゼルス・ドジャース

大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルスからロサンゼルス・ドジャースに移籍しました。アメリカ大リーグにはアメリカンリーグ(通称ア・リーグ)とナショナルリーグ(通称ナ・リーグ)があり、大谷が移籍したドジャースナ・リーグ、元球団のエンゼルスはア・リーグに所属しています。

 

最近のスポーツ時事問題

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隠された部分はクリックすると再表示されます。

  • 世界卓球(団体戦)が韓国で開幕(2/16)
  • 女子バスケットボール日本代表がパリ五輪出場権を獲得(2/12)
  • NFLスーパーボウルでチーフスが2連覇(2/11)
  • サッカーのアジアカップでカタールが2連覇(2/10)
  • パリ五輪のメダルにエッフェル塔の鉄が使用されることに(2/8)
  • アスリート長者番付(*1)の1位はクリスティアーノ・ロナウドで、大谷翔平は16位(2/7)
  • ユース五輪で日本勢は金メダル3個獲得(1/19〜2/1)
  • ドーピング違反により北京五輪でのワリエワ選手(フィギュアスケート女子)の競技成績が無効に(1/30)
  • 女子マラソンで前田穂南が2時間18分59秒の日本新記録を達成(1/28)
  • 全日本卓球選手権大会の男子シングルスで張本智和が優勝(1/28)
  • 全日本卓球選手権大会の女子シングルスで早田ひなが優勝(1/28)
  • テニスの全豪オープンJrで坂本怜が優勝(1/27)
  • 冬季ユース五輪が韓国で開幕(1/19)
  • 井上尚弥選手が全米ボクシング記者協会のMVP(最優秀選手賞)に選ばれる(1/19)
  • 全国都道府県対抗女子駅伝で宮城県が優勝(1/14)
  • 全国大学ラグビーで帝京大学が3連覇(1/13)
  • 「春の高校バレー」で男子は駿台学園(東京)が、女子は就実(岡山)が優勝(1/8)
  • 全国高校サッカー選手権で青森山田(青森)が優勝(1/8)
  • 全国高等学校ラグビーフットボール大会で桐蔭学園(神奈川)が優勝(1/7)
  • 箱根駅伝で青山学院大学が総合優勝(1/3)
  • ボクシング井上尚弥がスーパーバンタム級でも4団体統一王者となる(12/26)
  • 女子やり投げの北口榛花が「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる(12/20)
  • 日本大学アメリカンフットボール部の廃部が決定(12/15)
  • 米大リーグで大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースに移籍(12/11)
  • サッカー天皇杯で川崎フロンターレが優勝(12/9)
  • サッカーJ1でヴィッセル神戸が創設29年目で初優勝(11/25)
  • プロ野球の日本シリーズで阪神タイガースが38年ぶりの日本一(11/5)
  • 米大リーグのワールドシリーズでテキサス・レンジャーズが初優勝(11/1)

*1…アスリート長者番付は米メディア「Sportico」が選手の年俸や賞金、スポンサー収入などを算出した独自ランキング

 

江原道ユース五輪での金メダル獲得(日本勢)

スノーボード女子ビッグエア 村瀬由徠
フィギュアスケート女子シングル 島田麻央
スノーボード女子ハーフパイプ 工藤璃星

 

体育の定期テスト(時事問題)対策用スポーツ関連知識

ニュースで取り上げられることが多い主な国際大会

名称 前回開催 前回開催地 前回優勝国 次回 次回開催地
サッカーワールドカップ 2022 カタール アルゼンチン 2026 アメリカ、カナダ、メキシコ
女子サッカーワールドカップ 2023 オーストラリア、ニュージーランド スペイン 2027 未定
ラグビーワールドカップ 2023 フランス 南アフリカ 2027 オーストラリア
女子ラグビーワールドカップ 2021 ニュージーランド ニュージーランド 2025 イングランド
バスケットボール・ワールドカップ 2023 フィリピン、日本、インドネシア ドイツ 2027 カタール
女子バスケットボール・ワールドカップ 2022 オーストラリア アメリカ 2026 ドイツ
ワールドベースボールクラシック 2023 アメリカ、日本、台湾 日本 2026 未定
世界陸上競技選手権 2023 ハンガリー 2025 日本(東京)
世界水泳選手権 2023 日本(福岡) 2024 カタール
世界柔道選手権 2023 カタール 日本(混合団体) 2024 アラブ首長国連邦
世界卓球選手権(個人) 2023 南アフリカ 2025 カタール
世界卓球選手権(団体) 2022 中国 中国(男女とも) 2024 韓国

ことしは世界水泳選手権がカタールのドーハで、世界柔道選手権がアラブ首長国連邦のアブダビで、世界卓球選手権(団体)が韓国の釜山で行われます。

 

海外で活躍している主な日本人選手

大谷翔平 ロサンゼルス・ドジャース 野球 アメリカ
八村塁 ロサンゼルス・レイカーズ バスケットボール アメリカ
久保建英 レアル・ソシエダ サッカー スペイン

大谷翔平選手はエンゼルス(ア・リーグ西地区)からドジャース(ナ・リーグ西地区)に移籍しました。

大リーグの「ア・リーグ」と「ナ・リーグ」

大リーグ(メジャーリーグベイスボール、MLB)には、ナショナルリーグ(通称ナ・リーグ)とアメリカンリーグ(通称ア・リーグ)の2つのリーグがあり、それぞれが東地区、中地区、西地区にわかれています。各地区それぞれ5チームずつなので、ア・リーグで15チーム、ナ・リーグで15チームとなり、大リーグでは合計30チームです。

 

日本代表の愛称一覧

「日本代表の愛称は?」といった問題にも答えられるようにしておきましょう。

サッカー(男子) サムライブルー
サッカー(女子) なでしこジャパン
野球(男子) 侍ジャパン
野球(女子) マドンナジャパン
ラグビー(男子) ブレイブ・ブロッサムズ
ラグビー(女子) サクラフィフティーン
バスケットボール(男女) AKATSUKI JAPAN(アカツキジャパン)
バレーボール(男子) 龍神NIPPON(りゅうじんにっぽん)
バレーボール(女子) 火の鳥NIPPON(ひのとりにっぽん)
ハンドボール(男子) 彗星JAPAN(すいせいジャパン)
ハンドボール(女子) おりひめジャパン
バドミントン(男女) BIRD JAPAN(バードジャパン)
競泳 トビウオジャパン
飛込 翼ジャパン(つばさジャパン)
アーティスティックスイミング マーメイドジャパン
水球 ポセイドンジャパン
スキージャンプ 日の丸飛行隊(ひのまるひこうたい)
柔道 ゴジラジャパン
空手 雷神ジャパン(ライジンジャパン)
カーリング(女子) クリスタル・ジャパン
ホッケー(男子) サムライJAPAN
ホッケー(女子) さくらJAPAN
車いすバスケットボール(男子) ハヤテジャパン

こうした日本代表の愛称は最近つけられたものが多いのですが、スキージャンプ日本代表の「日の丸飛行隊」は1972年の札幌オリンピックから使われています。