2024年(令和6年)2月の時事問題一覧です。柿沢未途前法務副大臣が議員辞職(2/1)インドネシアで大統領選(2/14)日本のGDPが世界4位に転落(2/15)などがニュースとして取り上げられています。
岸田文雄首相が自民党の政治資金パーティーに関する疑惑について説明するため政治倫理審査会に出席しました。政治倫理審査会は『議員が「行為規範」その他の法令の規定に著しく違反し、政治的道義的に責任があると認めるかどうかについて審査(衆議院HP)』する機関で現職の首相が出席するのは今回が初めてです。
イスラエルによる侵攻が続くパレスチナのガザ地区で暮らしている人の4分の1が飢餓状態にあると国連人道問題調整事務所が国連で警告しました。国連は戦闘の休止が必要だとしています。
国学院大の平林清澄選手が大阪マラソンで2時間6分18秒を記録。初マラソンの日本最高記録を更新しました。これまでの記録は2時間6分45秒でした。
ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてから2月24日で2年となりました。ウクライナは東部や南部で反転攻勢を開始しましたが領土の奪還には至っていません。
島根県松江市で「竹島の日」の式典が行われました。「竹島の日」は、韓国により不法に占拠されている竹島について国民世論の啓発を図るために島根県が条例で定めたもの。
国連安全保障理事会でイスラエル軍による地上侵攻回避のための「即時人道停戦」が出されましたが、アメリカが拒否権を発動したことで否決。停戦決議には安保理理事国15か国中、日本など13か国が賛成していました。
立憲民主党が提出した盛山正仁文部科学相への不信任決議案が否決。不信任案は、旧統一教会と関係がある人物が旧統一教会の解散命令を請求している文部科学省の大臣を務めるのは不適切というものでした。
国産の新型ロケット「H3」2号機の打ち上げに成功しました。1号機は昨年3月の打ち上げで失敗。「H3」はこれまでの「H2A」と比べて低コストで打ち上げができることが特徴となっています。
2023年の日本の名目GDPがドイツに抜かれ世界4位となりました。GDP(国内総生産)とは、国内で新たに生み出されたモノ・サービスなどの付加価値の合計額。日本のGDPは2010年に中国に抜かれ2位から3位に転落しましたが、今回、ドイツにも抜かれ4位となりました(5位はインド)。
有権者数が2億人超のため「世界最大の直接選挙」と言われるインドネシア大統領選が行われました。現職のジョコ大統領から支援を受けているプラボウォ国防相の当選が有力。正式な選挙結果は1か月後に発表されます。
鹿児島県の桜島で噴煙が5000メートルの高さにまで達する爆発的な噴火がありました。桜島では噴火警戒レベル3の入山規制が継続中。噴煙が5000メートルに達したのは約4年ぶりです。
ロシアがエストニアのカヤ・カラス首相らバルト3国の要人を指名手配しました。ソ連兵の記念碑を破壊した罪とのこと。カラス首相の他にはラトビアの法相やリトアニアの文化相も含まれています。
4年に一度行われるサッカーのアジアカップでカタールが前回大会に続いて優勝しました。FWアクラム・アフィフ選手は決勝戦でハットトリックを達成。大会MVPと得点王も前回大会同様にカタールの選手が選ばれました。なお、日本代表は決勝トーナメントでイランに敗れ、ベスト8でした。
ロシアの選挙管理委員会が大統領選へのナジェジディン元下院議員の候補者登録を認めない決定を下しました。提出した書類に不備があったとの理由。ナジェジディン元下院議員はウクライナ侵攻に反対の立場を表明している候補です。
北方領土の日の2月7日に北方領土返還要求全国大会が開催されました。2月7日は1855年に日ロ通好条約が締結され、北方領土が日本の領土と定められた日。北方領土はロシアによる不法占拠が続いています。
能登半島地震の影響で最後まで休校となっていた輪島市の小中学校が再開されました。これにより石川県内の全ての公立小中学校が再開。一部の地域では中学生の集団避難生活が続いています。
将棋の藤井聡太八冠の2023年年間獲得賞金・対局料が1億8634万円となり、年間での歴代1位となりました。これまでの最高額は羽生善治九段が獲得した1億6597万円(1995年)。藤井八冠の年間1位は2年連続です。
サッカーAFCアジアカップ2023の準々決勝で日本代表がイラン代表に敗れました。アジアカップは4年に一度行われるアジアの国別選手権。日本代表は前回大会(2019UAE)では決勝でカタールに敗れ、準優勝でした。
公職選挙法違反の容疑で起訴された柿沢未途前法務副大臣が衆議院議員を辞職しました。柿沢議員の辞職により衆議院東京15区では、4月に補欠選挙が行われることになります。