
2023年(令和5年)8月の時事問題一覧です。青森ねぶた祭が開幕(8/2)中国が日本への団体旅行を解禁(8/10)富士山で登山規制を導入(8/11)サッカー女子W杯はスペインが初優勝(8/20)BRICSが11か国に(8/24)などがニュースとして取り上げられています。
東北を代表する夏祭り「青森ねぶた祭」が開幕しました。昨年までは新型コロナウイルスの影響により一部制限がありましたが、ことしは4年ぶりに制限なしでの開催。青森ねぶた祭、仙台七夕まつり、秋田竿燈まつりは「東北三大祭り」として全国的に知られています。
将棋の藤井聡太竜王・名人が「八冠目」となる王座への挑戦権を獲得しました。将棋には8つタイトルがあり、現在7つを藤井竜王・名人を保持。タイトル戦が行われている王位を防衛し、8月末から始まる王座戦5番勝負で勝ち越せば、史上初の八冠独占となります。
広島市と長崎市で「原爆の日」の平和祈念式典が行われました。いまから78年前の1945年8月6日に広島市に、9日に長崎市に原子爆弾が投下され、多くの犠牲者を生みました。
資金難に陥っていた国立科学博物館がクラウドファンディングを始めました。クラウドファンディングとは、インターネットを通じて寄付を募るもの。目標としていた1億円には開始から9時間ほどで到達しました。
2022年度の日本の食料自給率がカロリーベースで38%だったと農林水産省が発表しました。前年度と同水準で過去最低の37%(2022年度)よりはわずかに上。生産額ベースでは過去最低の58%となりました。
中国政府が新型コロナウイルスの感染拡大以降に禁止していた日本を含む78カ国・地域への団体旅行を解禁しました。解禁は約3年半ぶり。これにより訪日中国人観光客の増加が見込まれています。
北海道の函館市で、観測史上最高となる最高気温35.4度を観測しました。函館で最高気温が35度以上の猛暑日となったのは初。ことしは全国的に猛暑日が増えてします。
サッカー女子ワールドカップで日本代表(なでしこジャパン)は準々決勝でスウェーデンに敗れました。なでしこジャパンは3勝0敗でグループステージを突破。決勝トーナメント1回戦ではノルウェーに勝利していました。
富士山の登山道が混雑により規制を導入することになりました。落石などの危険がある場合に登山者の通行を制限するもの。新型コロナの規制が解除されたことで、富士登山者が増加し、危険な状態となっていました。
78回目の終戦の日を迎え、日本各地で追悼式が行われました。8月15日は日本が第二次世界大戦で連合国側に全面降伏した日。玉音放送により日本国民に敗戦が知らされました。
東海道・山陽新幹線が台風の影響を考慮し、計画運休を実施しました。計画運休とは天候悪化による被害を未然に防ぐため、事前に運行の取りやめを発表すること。事前告知により旅程の変更などを促すことが狙いです。
アメリカで岸田首相、バイデン大統領、ユン・ソンニョル大統領による日米韓首脳会談が行われました。安全保障協力等について協議が行われ、3か国の首脳、閣僚級会談を定例化することなどで合意しています。
サッカー女子のワールドカップ決勝でスペインがイングランドに勝ち、優勝しました。1次リーグでスペインに勝利していた日本は準々決勝で敗れベスト8。スペインはW杯3回目の出場で初優勝となりました。
インドの月探査機「チャンドラヤーン3号」が月面着陸に成功しました。月面着陸の成功は、アメリカ、旧ソ連、中国について世界で4か国目。21日に着陸予定だったロシアの月探査機「ルナ25」は、月に衝突し着陸に失敗していました。
小中学校の児童・生徒数が過去最少になりました。文部科学省が23日に発表した5月1日現在での全国の小学校の児童数は約605万人、中学校の生徒数は約318万人で過去最少。大学生(学部生)は約263万人で過去最多となりました。
東京電力福島第一原子力発電所に貯められていた「処理水」の海洋放出が始まりました。貯めておくタンクがまもなく一杯になるため。「処理水」とは「汚染水」から放射性物質の濃度を基準値未満にしたものです。
BRICS首脳会議が南アフリカで開催され、新たに6か国(アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)が加わることが決まりました。新規加盟は来年1月から。BRICSはこれにより11か国となります。
中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカ、アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦。
環境省が福島第一原発の処理水放出後に採取した海水の測定結果を公表しました。放射性物質トリチウムの濃度は検出できる下限値を下回り、「人や環境への影響がないことを確認」。今後も定期的に測定を実施していきます。
8月19日からハンガリーのブダペストで行われていた世界陸上競技選手権大会が閉幕しました。日本勢では女子やり投げで北口榛花選手が金メダルを獲得。次回大会は2025年に東京で開催されます。
ことし上半期(1〜6月)の出生数が速報値で37万1052人となり過去最少を更新しました。死亡数が79万7716人だったため、42万6664人の自然減となりました。