G7サミット開催、内閣不信任案を否決など2021年6月6日から6月19日までの時事問題から中学定期テストで出題されそうなニュースを掲載しています。
陸上の男子100mで山縣亮太選手が日本新となる9秒95を記録しました。これまでの記録はサニブラウン・ハキーム選手が2019年に記録した9秒97。山縣選手の記録はこれを0秒02上回りました。
2020年一年間だけで核兵器保有9ヵ国が約7兆8800億円を核兵器関連として支出しました。国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」による発表。核兵器保有9ヵ国とは、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮です。
アメリカが日本など85ヵ国・地域の渡航警戒レベルを引き下げました。日本は最高レベルの「渡航中止」となっていましたが、1段階引き下げて「渡航の再検討を求める」に変更しました。
国会で2年ぶりに党首討論が行われました。討論は菅首相と立憲民主党の枝野代表、日本維新の会の片山共同代表、国民民主党の玉木代表、共産党の志位委員長のあいだで行われました。
改正国民投票法が参院本会議で可決、成立しました。国民投票法は、憲法改正の賛否を問う国民投票の手続きを定めた法律で、今回の改正法により商業施設に「共通投票所」を設置することなどができるようになりました。憲法改正には、衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、国民投票で過半数の賛成が必要と憲法第96条で規定されています。
G7サミット(先進7ヵ国首脳会談)がイギリスのコーンウォールで6月11日から13日まで行われました。対面形式での開催は2年ぶり。最終日に採択された首脳宣言では、新型コロナウイルスや気候変動に対する対応策とともに東京オリンピック・パラリンピック開催への支持も表明されました。なお、G7は日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7ヵ国からなる国際的な枠組みです。
立憲民主など野党4党が提出した不信任決議案は、自民党などにより反対多数で可決されました。なお、内閣不信任案が可決された場合は、10日以内に衆議院を解散するか内閣を総辞職しなければなりません。
1月18日に召集された通常国会が会期の150日を迎えたことで閉会しました。通常国会は1回まで延長することができますが、今国会では延長はされませんでした。
東京地方裁判所が河井克行元法務大臣に懲役3年の実刑判決を言い渡しました。河井被告は参議院選挙で妻の案里元参議院議員を当選させるために地元の複数の政治家に現金を配布。裁判所は「民主主義の根幹である選挙の公正を著しく害する極めて悪質な犯行だ。」と断罪しています。
(ア)山縣亮太
6月6日に9秒95の新記録を樹立。
(ウ)イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ
G7は自由民主主義国による枠組みでロシアや中国は含まれていない。
(イ)150日
2021年の通常国会は1月18日から6月16日までで閉会した。